トラブル事例をご紹介!②
[2024.09.02]
事例2. 数か月での退去にも関わらず入居一時金の返金額が著しく少なかった
原因
施設は病院ではありませんので、提供できる医療・看護サービスのレベルには限界がございます。そのため、医療依存度が高くなってしまった場合は、入居期間に関わらず退去を迫られることはございます。入居一時金の償却期間や償却率は、施設側が独自に設定しているため、多くの場合で返金される入居一時金の額が著しく少なくなってしまいます。トラブルになるケースが非常に多いのはその為です。
解決策
施設の入居の前に、入居一時金の償却期間、償却率だけでなく、具体的に退去の際にはいくら返金されるのかについて、施設側にしっかりと確認しておきましょう。入居一時金の額だけでなく、償却期間、償却率は施設によって異なりますので、多少面倒であっても必ず確認を取るようにしてください。最近では、通常のプランに加えて、月額費用が多少高額になりますが、入居一時金が不要のプランなど、支払いプランを施設側が複数設けてあるところもございますので、他の料金プランについて尋ねてみるのもトラブルを避ける有効な手段になります。